2026年6月24日

「定期検診に行きましょう」と言われても、「何をされるのかよくわからない」「クリーニングと何が違うの?」という方は多いのではないでしょうか。定期検診の内容を正しく理解することで、受診へのハードルがぐっと下がります。今回は定期検診で行うことを詳しくご説明します。
定期検診とクリーニングの違い
「定期検診」はお口全体の健康状態をチェックする診察行為です。一方「クリーニング(PMTC)」は専用の機器で歯の汚れを除去する処置です。多くの場合、定期検診とクリーニングはセットで行われますが、厳密には別のものです。
定期検診で行う主なチェック項目
虫歯のチェック: 視診・レントゲン・歯科用探針などを使って、新たな虫歯・詰め物の下の二次虫歯・初期虫歯を確認します。
歯周病のチェック(歯周ポケット測定): 歯ぐきと歯の間の溝(歯周ポケット)の深さを専用の器具で測定します。3mm以内が正常で、4mm以上は歯周病の疑いがあります。
詰め物・被せ物の状態確認: 適合性・破損・二次虫歯の有無などをチェックします。
咬み合わせのチェック: 歯並びや噛み合わせの変化を確認します。
口腔粘膜のチェック: 口腔がん・口内炎などの粘膜異常がないか確認します。

クリーニング(PMTC)で行う処置
スケーリング(歯石除去): 歯の表面・歯周ポケット内に付着した歯石を専用の器具で除去します。
PMTC: 専用のチップやブラシ・研磨剤を使って歯の表面のバイオフィルム(細菌の膜)・着色を除去します。歯ブラシでは落とせない汚れをリセットします。
フッ素塗布: クリーニング後にフッ素を塗布して歯を強化します。
どのくらいの頻度で受ければいい?
一般的には3〜6ヶ月に1回が推奨されています。虫歯・歯周病リスクが高い方・矯正中の方・インプラントを入れている方は2〜3ヶ月に1回が理想です。逆にリスクが低い方は6ヶ月に1回でも十分な場合があります。適切な受診間隔はかかりつけ歯科と相談して決めましょう。
保険でできる?費用は?
定期検診・歯石除去は保険診療の範囲で受けられる場合があります(状態による)。自費のPMTCとセットで受けることもできます。「費用が心配で来づらい」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。透明な料金説明を心がけています。
