2026年10月21日

鏡を見たときに「なんだか歯が長く見える」「歯ぐきが下がってきた気がする」そんな不安を感じたことはありませんか。歯ぐきが下がることを“歯肉退縮(しにくたいしゅく)”と呼び、放置すると知覚過敏や虫歯、歯周病の悪化につながることもあります。今回は、歯ぐきが下がる主な原因と、今日からできる対策についてわかりやすくご紹介します。
歯ぐきが下がる主な原因
● 歯周病
最も多い原因が歯周病です。歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け、歯ぐきが下がってしまいます。痛みが出にくいため、気づいたときには進んでいることも少なくありません。
● 強すぎるブラッシング
「しっかり磨かなきゃ」と力を入れすぎると、歯ぐきが傷つき、徐々に下がってしまいます。硬い歯ブラシを使っている方も要注意です。
● 噛み合わせの問題
噛む力が特定の歯に集中すると、その部分の歯ぐきが下がりやすくなります。歯ぎしりや食いしばりも大きな原因のひとつです。
● 加齢
年齢とともに歯ぐきが少しずつ下がるのは自然な変化ですが、ケア次第で進行をゆるやかにできます。

歯ぐきが下がると起こるトラブル
歯ぐきが下がると、見た目だけでなくさまざまな問題が起こります。
・冷たいものがしみる(知覚過敏)
・歯の根元が虫歯になりやすくなる
・歯周病が進行しやすくなる
・食べ物が挟まりやすくなる
特に歯の根元はエナメル質が薄く、虫歯の進行が早いので注意が必要です。
今日からできる対策
歯ぐきの退縮は、原因に合わせた対策を行うことで進行を抑えることができます。
● 正しいブラッシングに見直す
力を入れず、やさしく磨くことが大切です。 歯ブラシは「やわらかめ」がおすすめで、ペンを持つように軽く握ると力が入りにくくなります。
● 歯周病のケアを徹底する
歯周病が原因の場合は、歯科医院でのクリーニングや治療が欠かせません。 フロスや歯間ブラシを使って、毎日のケアも丁寧に行いましょう。
● 歯ぎしり・食いしばりの対策
マウスピース(ナイトガード)で歯ぐきや歯への負担を軽減できます。 朝起きたときに顎が疲れている方は要チェックです。
● 定期的なメンテナンス
歯ぐきの状態は自分では気づきにくいため、定期検診でプロにチェックしてもらうことが大切です。
気づいたら早めの相談を
歯ぐきが下がる原因はさまざまですが、早めに対策すれば進行を抑えることができます。 「最近しみる」「歯が長く見える気がする」など、少しでも気になる変化があれば、ぜひ一度ご相談ください。あなたのお口の状態に合わせて、最適なケア方法をご提案します。
