2026年9月09日

歯の治療を受けるとき、「保険でいいですか?それとも自費のセラミックにしますか?」と聞かれて迷った経験はありませんか?費用だけでなく、見た目・耐久性・機能性など複数の観点で違いがあります。今回はセラミック治療と保険診療の違いを正直にお伝えします。
保険診療の特徴とメリット・デメリット
保険診療は国が定めた基準の範囲内で、患者負担が1〜3割で受けられる治療です。費用が抑えられる点は大きなメリットですが、使用できる材料が限定されます。奥歯には銀歯、前歯には白いレジン(プラスチック)が主に使われますが、レジンは経年で変色・磨耗しやすく、銀歯は目立ちやすく二次虫歯のリスクもあります。
セラミック治療の特徴とメリット・デメリット
セラミック(陶材)はほぼ天然歯と同様の白さ・透明感を再現でき、表面がなめらかで汚れがつきにくく、金属を使わないためアレルギーの心配がありません。長期的な耐久性・審美性の点で保険材料を大きく上回ります。一方、全額自費となるため費用が高くなります(1本あたり7万〜15万円程度)。
こんな場合はセラミックが特におすすめ
- 前歯など目立つ位置の治療で、見た目を自然に仕上げたい
- 金属アレルギーがある・心配がある
- 銀歯の変色・劣化が気になる・やり替えを検討している
- 長期的に耐久性の高い治療を望んでいる

保険でも白くできる「CAD/CAM冠」
近年、保険適用でセラミックに近い白いかぶせ物(CAD/CAM冠)を作れるケースが増えています。2024年の診療報酬改定でさらに適用範囲が拡大されました。奥歯でも条件を満たせば保険で白い被せ物が選べる場合がありますので、詳しくは診察時にご確認ください。
どちらが正解というわけではありません
保険・自費のどちらが良いかは、治療する歯の位置・費用・審美へのこだわり・全体の治療計画によって異なります。「まず保険で治療して、落ち着いたらセラミックに変えたい」という方も歓迎です。ご希望に合わせた最善のプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
