2026年9月30日

秋になると空気が乾燥し始め、肌の乾燥を気にする方が増えます。しかし口の中の乾燥(ドライマウス)に気づいている方は意外と少ないものです。口腔内の乾燥は虫歯・口臭・歯周病・口腔粘膜の傷つきやすさなど、さまざまなトラブルの引き金になります。
秋に口が乾きやすくなる理由
- 空気の乾燥 秋は湿度が下がり、室内外ともに空気が乾燥します。口呼吸をしていると特に口腔内が乾燥しやすくなります。
- 暖房の使用開始 10〜11月ごろからエアコン暖房を使い始めると、室内の湿度がさらに低下します。
- 水分摂取量の減少 夏と比べて喉が渇きにくくなるため、水分摂取が無意識に減り、唾液の分泌も低下します。
ドライマウスが引き起こすお口のトラブル
- 虫歯の増加 唾液の自浄・中和・再石灰化作用が低下し、虫歯菌が活発になります。
- 口臭の悪化 唾液が減ると口内の細菌が増殖し、においの原因となるガスが増えます。

- 歯周病の悪化 口腔の乾燥により歯周病菌への抵抗力が低下します。
- 口腔粘膜の炎症 乾燥した粘膜は傷つきやすく、口内炎ができやすくなります。
秋のドライマウス対策
- こまめに水を飲む習慣を夏と同様に維持する
- 加湿器を活用して室内湿度を50〜60%に保つ
- よく噛んで食べることで唾液の分泌を促す
- 鼻呼吸を意識し、就寝中の口呼吸にはマスク・テープを活用する
- 口腔保湿ジェル・スプレーを就寝前に使用する
秋の乾燥対策を口腔ケアにも
スキンケアと同じように、お口のケアも季節に合わせて見直しましょう。「最近口が乾きやすい」「口臭が気になる」という方は、定期検診でお口の状態を確認することをお勧めします。
